黒い影
ねえ怖い話していい?
今は引っ越して別の家だけど、高校の頃に住んでいた家の時、金縛りが凄い多い時期があったの。
寝てたら急に目が覚めて、夢と現実がごっちゃになった感覚で身体は固まって顔だけ横に動ける状態で。
横向くと、部屋の外になにか気配を感じて、わああああ絶対あれだ、やだやだ、来ないでお願いやめて、って心の中で叫び続けるのさ。
口は絶対開かないから、声が出ないの。
そしてそいつが来ることは過去に小学生中学生の頃に何回かあったから、正体は分かってるの。
ずっとやだやだって身体を動かそうとしても固まったままで、でもそいつはだんだん近づいてくる気配がして、そしたら部屋の襖がすーっと開いてそいつが入ってくる。
黒い人の形をした影が。
そしてどんどんどんどん近付いてくる。
どんどんどんどん近付いてきて、足元の方に行った途端、足を引っ張ってベットから引きずり出そうとしてくるの。
でも俺は力を込めて出ないようにして、出たら死ぬと思って、だんだん息も出来なくなってきて、呼吸が取れなく苦しくて苦しくて苦しくて死にそうになった瞬間。
ハッと目が覚めて現実に戻る。
深夜2時とか3時ぐらいに起きて、怖いから部屋の電気を付けて、泣きたいけど母の元に行きたいけど、流石に当時高校2年生だったからこれは夢だと思って我慢して再び眠りについてたの。
モスで働いてた頃。夜番のおばさんに話した事今思い出した。
でねでね、そこまでは良かったんだけど、昨日母にその話をしたら、
「そういえば、あそこのマンション、以前は墓地だったらしいよ」って聞かされた瞬間うっわ怖ってなったよね。
ひゃーやめてー怖いよほんとに。
やだよ金縛りなんて全部科学で根拠付くものだから夢だと思い込んでいたのに墓地設定ぶち込まないでよ。
ちなみに小学生の頃俺は夢遊病で苦しんでました。
寝てたら急に起きて、ベットから降りて大部屋をぐるぐる回ったりトイレに行ったり来たり「お父さん!お父さん!」って大声あげながら歩いたり当時二階で寝てたんだけど一階まで降りて冷蔵庫バタンバタン開けたり閉めたり風呂場に行ってドアバタンバタンしたりしてた。
意識はあったんだけど、身体が勝手に動いて心で「わーまたおかしな事してる」って思って暴れてた。
今思うと怖いよね。
当時ストレス凄かったのかな?
でも中学生の頃が多分記憶の中では1番苦しい時期なはずなのに、そういう変な体験はしてないんだよなー。
まあ金縛りはたまにあったけど。ああ、変な夢見て苦しんではいたな。夢が怖すぎて寝たくない寝たくないってなってたな。
闇?病み?笑
いや、笑えねーか笑
今は、多分特になし!うん!多分!
元気!かな?元気だよ!笑
長文読んで頂きありがとうございました( ´﹀` )
実話だよ。